私の所にやってくるワンちゃんのうち
半数以上が
椎間板ヘルニアによる
後肢麻痺のワンちゃんたちです。
「椎間板ヘルニア」
って聞くと、胴長短足の
ダックスフンドとかコーギーとか
思い浮かべるかもしれません。
でも、これ以外の犬種でも
椎間板ヘルニアは起こるのです。
例えば、
シーズー
ビーグル
フレンチブルドッグ
パグ
トイプードル
ペキニーズ
ポメラニアン
コッカースパニエル
チワワ
ヨーキー
パピヨン…
もっといます。
キリがないですね。
ご覧のとおり
小型~中型犬に多いことがわかります。
どういうワンちゃんが
椎間板ヘルニアになるのでしょう?
それは…
「軟骨異栄養症」のワンちゃんが
ヘルニアになりやすいのです。
それ以外にも
加齢が原因の場合もありますが。
「軟骨異栄養症」って何?
分かりやすく言うと
軟骨の形成不全つまり
軟骨がうまく作られないので
骨の成長が妨げられる先天性疾患です。
遺伝性疾患なので
親兄弟にヘルニアになった
ワンちゃんがいたとしたら、
発症する確率が高いです。
このような疾患を持つワンちゃんは
加齢などにより椎間板も
徐々に変性を起こし
やがて、脊柱管を通る
神経根や馬尾神経を圧迫・絞扼し
その結果、麻痺が起こります。
発症したら、たとえ手術したとしても
100%元の状態には戻りません。
多少の麻痺は残ります。
そして中には
何度も再発するワンちゃんもいます。
再発のたびに手術しますか?
「椎間板ヘルニアは予防できます」
と、私は考えています。
病気でもそうですが、
なってからでは遅いのです。
先天性疾患だからといって
諦めますか?
何度も腰を痛めたり
歩けなくなったりするのを
仕方ない…
といって、痛み止めなど
薬を与え続けますか?
安静にしておいても
椎間板の変性は治りませんよ。
なるかもしれないって
分かっているのなら
ならないように
予防すればいいのです。
発症するのをできるだけ
遅らせてあげればいいのです。
椎間板ヘルニア予備軍のワンちゃん
椎間板ヘルニアになったことがあって
再発を防ぎたいワンちゃん
まずは相談してみてください。
相談は無料で行っています。
少しでも元気な生活が送れるよう
お役に立ちたいと思っています。
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